Pythonを学び始めると、最初に「変数」という概念が出てきます。プログラミングの経験がない方にとって、変数は少しわかりにくい概念かもしれません。でも、基本的な考え方はシンプルです。この記事では、変数とよく使うデータ型について、できるだけ具体的に説明します。

変数とは「名前のついた箱」

変数は、データに名前をつけて保存しておく仕組みです。たとえば、name = "Kenji" と書くと、"Kenji" という文字列を name という名前で保存できます。後でその値を使いたいときは、name と書くだけで "Kenji" を取り出せます。プログラムの中で同じ値を何度も使うとき、変数に入れておくと便利です。

よく使うデータ型:文字列・整数・浮動小数点数

Pythonでよく使うデータ型は、文字列(str)・整数(int)・浮動小数点数(float)の3つです。文字列はクォーテーションで囲んで書きます("hello" や 'hello')。整数はそのまま数字を書きます(42)。浮動小数点数は小数点を含む数字です(3.14)。type() という関数を使うと、変数のデータ型を確認できます。

リストとは複数の値をまとめるもの

リストは、複数の値を一つの変数にまとめて保存できる仕組みです。fruits = ["apple", "banana", "cherry"] のように、角括弧の中にカンマ区切りで値を並べます。リストの中の値は、インデックス(0から始まる番号)で取り出せます。fruits[0] と書くと "apple" が返ってきます。リストはPythonで非常によく使うので、早めに慣れておくと後が楽です。

型の違いで起きるエラーに注意

Pythonでよくあるエラーの一つが、データ型の違いによるものです。たとえば、文字列と整数を + でつなごうとするとエラーになります。"年齢は" + 25 と書くとエラーになりますが、"年齢は" + str(25) と書けば動きます。str() は整数を文字列に変換する関数です。エラーメッセージを読む習慣をつけると、こういった問題を自分で解決できるようになります。

変数とデータ型は、Pythonプログラミングのすべての基礎になります。Timeless Ripple WildernessのPythonプログラミング基礎コースでは、この先の制御構文・関数・リスト操作まで、順番に学べます。